新庄は国内有数の豪雪地帯であり、雪解けが遅く冬の訪れの早い、耕作期間の短い土地柄です。また、梅雨時から夏にかけては高温多湿であることから病害虫の影響も出やすく、水稲にとっては決して良い条件とはいえません。しかし、私ども「水穂の会」はこの生まれ育った土地を愛し、生きていくために、好適地の何倍もの手間をかけて稲を育てます。それは、農業こそが最も人の健康に深く関わる重要な産業であると自負しているからです。
稲にとって不都合な条件であるとは、見方を変えればそれだけ稲が多くの困難を経験し、乗り越えて育っているとも考えられます。人間にしても、ただ甘やかされて育った者よりも、適度な愛情を受けながら試練を乗り越えてきた者の方が社会に出た時に良い仕事をするはずです。私どもは稲についても同じことが言えるのではないかと考えています。私どもはこの難しい土地でも稲が頑張って育つよう手助けをし、できたお米には、たくさんの経験(情報)がつまっていると考えています。
もちろん、そんな稲を育てることは容易なことではありません。大地の恵みを受けながら、土の中の物質を機能化させ、稲が利用できるようにするための土作り。育苗の段階から、光合成を優性に進めさせるための「教育」。稲の生育過程におけるエネルギー消費を補うための活性剤の散布。病害虫の防除と、農薬を無毒化するための処理・・・・生態系の厳しさと優しさを経験し、私ども「水穂の会」が真心を込めて作ったお米は、必ずや食べた人を健康へと導くことができることと存じます。
米で人を健康にしたい。私ども「水穂の会」は、生体システム実践研究会FTIグループ(農業技術産業集団)に所属し、目的を同じくした新庄市内の農家で結成されたグループです。私どもは、生態系生体システムプログラム農法に基づき、人々の心身を健康にし、自然から求められるよう、環境改善を考慮したお米作りに取り組んでいます。
私たちの体は食物(植物)の恵みをいただいて命を継続しています。言い換えると、植物が人間の体内でどのような仕事をしてくれるかによって、健康度は大きく左右されます。私達は「米」で人々の心身を積極的に良くしていくという目的を達成するため、生体エネルギーを活用し、植物を食べたときに人の体の中でちゃんと機能できるものを作ろうと日々努力しております。
人間を含めた動物は、その命を植物にゆだねています。ですから私ども「水穂の会」は、農業こそが人の命を預かる重要な産業である考え、真剣に取り組んでいます。
お米には、栄養源としての機能だけでなく、含まれるアブシジン酸によって静止の活性を高めるなどという多様な機能を持っています。これらの機能はイネが機能体要素を吸収・同化しながら、最後まで営みを完成させることによって誘導されます。
私ども「水穂の会」は、こういった機能を備えた真に人の健康に貢献できるお米をつくるため、生態系生体システムプログラム農法に基づき、生体エネルギーを活用しながら栽培しています。地球・生態系・土壌の恩恵にあずかりながら活力あるイネが生育できるよう、肥料を含む土壌の準拠位置を高めることにより、それぞれの物質を機能化し、イネが育つ環境を整えています。また、植物生理学的な各転換点において活性剤等を処方し、イネが最後まで営みを完成できるよう、細心の注意を払いながら肥培管理を行なっています。
生体エネルギーは全ての存在の「準拠位置」を決定します。準拠位置とは、個としてとらえられるすべてのものに存在する「格」の位置を決定するものです。あらゆるものが無限の可能性を持っていますが、「同化」するプロセスにより、生体エネルギーが使われ、持っている機能を生かすことが出来なくなってしまうのです。この機能を十分に引き出すには、生体エネルギーの位置を高める必要があります。私ども「水穂の会」は、生体エネルギー研究所の提唱するこの技術のご指導をいただきながら勉強を重ね、人の命と健康に貢献できる農業に取り組んでいます。
どんな農業でも、植物がストレスなく健全に生育する環境を整えることが最も肝心なことだといえます。私ども「水穂の会」は、生体エネルギーを活用することにより、@土壌微生物の機能化、活性化 A土壌の団粒構造の改善による物理的環境の向上(水持ち、水はけ、通気性) B情報伝達処理能力を持つ水の機能化 C土壌中の肥料、微量栄養素を含むあらゆる物質の機能化 などを行い、環境作りに心がけています。また、稲が自ら持つ能力を引き出せるようめざめ処理を行い、健全な稲に育つよう配慮しています。